元パチプロから見た競馬の世界

競馬もパチンコも同じギャンブル

今年になってプロフィール欄をこっそりと変更しましたが、実は不肖ターヒィー、約20年程パチンコで飯を食ってきた、いわゆるパチプロでした(´・ω・`;)

Twitterではそれとなくつぶやいたこともありましたが、なんで今の今まで隠していたかと言いますと、とてもじゃないですが、パチプロなんて人様に自慢できるような仕事(?)ではないからです。

そんな生活が嫌で(白夜書房時代の)パチンコ必勝ガイドでライターをしていた時代もありますが、結局、競馬と出会うまではパチプロ生活から抜けられずじまいだったんです。

まあその辺の話はさておき、競馬とパチンコは同じギャンブルなわけでして、大多数の人がいわゆる「負け組」であることは周知の通りですよね。

そりゃそうです、皆が皆勝ってたらパチンコ屋にしてもJRAにしても潰れちゃいますから。

そしてパチプロと同じように競馬の世界にもプロがいるわけなんですが、実はここの部分には幾つもの共通点があったりします。

 

勝ち組=プロには共通点がある

当たり前の話、ギャンブルの世界は勝つ人もいれば負ける人もいるのですが、勝ち続ける人達=プロはほんの一握りしか存在しません。

これはパチンコも同様でしたが、いわゆるプロというのは

 

「勝った負けたに一喜一憂しない」

 

という共通点があるんです。

例えばパチプロ連中、確かに銭勘定はとても気にしますけど、

「昨日は5万勝った!!」

とか

「20連チャンして大勝ちしたぜ!!」

なんてことはまず口にしませんし、気にもとめません。

 

勝った負けたは所詮は結果論であり、そんな1日単位の勝ち負けを気にしたところで自身になんの利益も生み出さないからです(´・ω・`)

そんなことよりも、

「明日もこの釘が残りますように……」

とか

「欠損続いちゃってるなぁ……」

など、釘とか期待値のことばかり考えてますんで、その日の勝ち負けなんか全く気にしません。

そしてこれを競馬に置き換えるとどうなのか? もう勘のいい人はピンときたはずです。

そう、勝ちを誇張するということは、負けを隠すための心理的作用が働いてるというわけなんです。

 

勝ちたいならプロの技術を盗む

ギャンブルで勝つには、いかに勝ち組の技術を盗むかが大切です。

例えばパチンコならば釘読みや立ち回りといったものが挙げられますが、競馬の場合はどれが勝ちに直結する技術なのか、正直言って見抜くことはとても大変なことかもしれません。

まず第一に、パチンコとは比較にならないぐらいの情報が氾濫していますし、何よりもその情報自体がほとんど役立たずだったり嘘八百な代物だからです。

この部分は自分も相当に苦労しましたし、かなりの授業料を払っていると思います。いわゆる「悪徳予想サイト」にも手を出したことがありますから(苦笑)

また、競馬の場合はどこに勝ち組が潜んでいるのか分かり辛いのもネックでして、パチンコならば打ち方を眺めていれば「ああ、この人はプロだな」とすぐに見抜くことができますが、競馬はどこの誰がプロなのか、まるで見当がつかないのもその一因になってる感じました。

そんな中、「競馬で勝つこと」に一石を投じてくれたのは、外れ馬券裁判で一躍時の人となった卍氏でしょう。

このように公になったぐらいですから、氏は正真正銘の「勝ち組」です。誰の目から見てもそれは否定できません。

ただ、誰もがこの卍氏の技術を真似できるわけではありませんし、仮にまるっきり真似をしたとしても、競馬で勝つことは難しいでしょう。

皆が皆同じことをすれば、その分自分の取り分が少なくなるわけですからね(´・ω・`)

 

競馬は「ナマモノ」の世界

それでは一体全体どうすれば競馬で勝てるのか、これは競馬ファンならば誰もが抱える問題ではないでしょうか。

ただ、幸いにして自分はパチプロだった経験を生かし、なんとなくではありますがその方法を見出すことができました。

ただ、競馬はナマモノです。機械を相手にするパチンコとは異なり、馬という動物を相手にするわけですから、いつなん時も同じ技術が通用するとは限りません。ここが自分にとっての最大の難関でした。

というわけで、これからは管理人自身の経験と失敗談を交えつつ、具体的にどうすれば競馬で勝てるのかといった話もしてみようかなと考えていますので、興味がありましたらお付き合いいただければと思います。